“
- ASCII.jp:コンテンツ消費データ「MCS」でアニメ消費の今を見る|まつもとあつしの「メディア維新を行く」 (via ag107)
2010-10-16 (via gkojax-text)
遠藤「日本の漫画を初めてフランスに輸入したドミニク・ヴェレ氏は、『フランスの経済が悪いため、子供が満足するようなコンテンツが十分に供給されていないという状況に、日本のコンテンツがうまくはまった』と述べてますね。
ちょうど、アジアのコンテンツ不足が日本漫画の流入を招いたのに似ています。
フランスではアメコミも実はよく読まれているんだけど、やはり青年向けで、純粋な子供向けが足りてなかったわけです。
あとJAPAN EXPOの主催者にも話を聞いたんだけど、フランスの漫画は書き手も文芸の空気が強くて、3年に1回しか新作が出ないといったこともある。でも日本の漫画は毎週連載されていて、数ヵ月待てば新刊が出てくるわけです。
となると、作品そのもののバリューよりも(市場に入り込むという観点からは)供給力が重要だよね。ディズニーやハリウッドがそうであるように。ロシアでも地上波でアニメ専門チャンネルがあって、現状だと6割が日本アニメと言われている。
実はアニメ業界の人と話をしていても、『供給力は重要で、それこそハリウッドの5大スタジオがコンテンツを安定供給できる体制を見習うべきだ』と いう意見が出てきます。とはいえ、均衡点というか質が落ちてしまってはどうしようもないので、そこはバランスが必要とも思いますけどね」
”- ASCII.jp:コンテンツ消費データ「MCS」でアニメ消費の今を見る|まつもとあつしの「メディア維新を行く」 (via ag107)
2010-10-16 (via gkojax-text)