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- THE BRADY BLOG:禁欲と我欲とプロフェッショナリズム (via fialux)
わたしの博多の親父は、
「もうテレビはそればっかりたい。難しかことは父ちゃんわからんばってん、あの瓦礫の山ば何回も繰り返し見せられよったら、ユンボでがーっときれいにして、ぴしーっと地ならしばして、家ばどんどん建てとうなる」
と擬態語連発でプロフェッショナリズム溢れる発言をしていた。
わが家の庭を掘りに来た時には、UK業者たちが「3人で一か月は優にかかる」と言った仕事を、たった一人で3週間で成し遂げて帰国した身長154センチの日本の老人である。
うちの親父の仕事ぶりを見て「Unbelievable…」と言って庭先に佇んでいた、腕にタトゥー入れまくりのユンボレンタル業者の兄ちゃんのことが思い出される。
あの業界の日本人のスキルは尋常ではないのだ(彼らは1時間おきにティータイムしたりしないし)。
こういうことが起きると、本物のスキルというものは、実は労働者階級の人間が持ってるんじゃないかと思わずにはいられない。
そのうち、うちの親父みたいのが続々と被災地に行って、生き生きと立ち働き、新しい街をどんどん建てるんだろう。
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