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自民党政権まで、国の政策には良かれ悪しかれ、それなりの道理と理屈があった。それまでの政策を変更するなら「これこれしかじかで社会的ニーズが変わったから」とか、逆に政策を維持するなら「こういう必要性は変わらない」といった理屈である。
往々にして役人の既得権益維持に過ぎない場合も多かったのだが、それでも役人は必死で理屈や屁理屈を考えていたものだ。ところが、最近はそうした屁理屈立案作業さえも手抜きが目に付くようになっている。
なぜなら、民主党政権自体が政策の理論的背景や首尾一貫性にまるで無頓着と思われるような事例に枚挙にいとまがないからだ。役人は「肝心の政治家がでたらめをやってるんだから、なにも僕らが汗を書いて理屈を考える必要はない」という気分なのである。
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仙谷官房長官の「軽口連発」に霞が関が嗤っている 改革派官僚を人事で脅し国会紛糾 | 長谷川幸洋「ニュースの深層」 | 現代ビジネス [講談社]
これ凄く分かる。社長の顔色だけしか見ないバカ上司が来たって感じだろうな。そりゃモラルハザード起きるわな。
問題なのは「社長」ってのが民主党の場合「中国」と「選挙」だったりするんだけどね。